2013年9月15日日曜日

死ぬまでに食べてみたい奇妙な食べ物20種類:フグに塩辛、そしてイナゴ

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●12日、人々の味の好みは異なることから、美食に対する定義は様々だ。なかには不思議なものを美味として食用する人もいる。英デイリー・メールが世界の様々な独特の食べ物を紹介している。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月15日 0時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76743&type=0

死ぬまでに食べてみたい奇妙な食べ物20種類―英メディア

 2013年9月12日、人々の味の好みは異なることから、美食に対する定義は様々だ。
 なかには不思議なものを美味として食用する人もいる。
 英デイリー・メールが世界の様々な独特の食べ物を紹介している。国際在線が伝えた。

1、日本―フグ
 命の危険をもたらす食べ物はそう多くはない。
 日本で最も有名なこうした料理の一つがフグだ。
 もし毒のある部分を取り除かなければ、命にかかわる。
 2000年以降、日本ではフグにあたって死んだ人は20人以上に達している。

2、オーストラリア―オオボクトウの幼虫(ウィチェッティグラブ)
 ウィチェッティグラブをおやつに食べると聞くと、びっくりするかもしれない。
 オーストラリア人はこれらの蛾の幼虫をウィチェッティグラブと呼び、先住民の伝統的な食べ物だ。

3、韓国―サンナクチ
 生きたタコを食べてみたくはないだろうか?
 サンナクチは伝統的な韓国料理で、タコを小さく切ったものだが、食べる時にはまだ動いている。
 そのため、時には飲み込むときにむせないようにしなければならない。

4、日本―塩辛
 子どもの頃、ブタのレバーの匂いを気持ち悪いと思ったなら、これは試さないほうがよいだろう。
 塩辛とは日本の料理の一つで、原材料は発酵させたイカの内臓などの海洋生物だ。
 食べる時には一口で飲み込んだ後、ウィスキーをあおる人が多い。

5、全世界―バッタ
 バッタはたんぱく質を多く含み、世界各地で人気だ。
 アジアの街角でも炒めたバッタが売られており、メキシコではChapulinesと呼ばれるバッタをライムやにんにくと一緒に食べるのが一般的だ。
 メキシコのスーパーチェーン、Wahacaのロンドン支店でも先月、バッタ料理の販売を始めた。

6、東南アジア―スネークワイン
 スネークワインは中国やベトナムなどで人気で、滋養強壮の効果があると見られている。
 ヘビを黄酒に浸すか、蛇の血などの体液を酒と混ぜて作る。

7、カンボジア―クモのフライ
ク モのフライはカンボジアの料理だ。
 慣れるのには時間がかかるだろう。
 クモのフライはライムや黒コショウで味付けして食べる。
 本の紹介によると、あるレストランでは毎週200匹以上のクモのフライを提供しているという。

8、中国―ピータン
 英語の名前は「100年卵(Century eggs)」だが、本当に100年も保存していたわけではなく、わずか数カ月なので安心して欲しい。
 それでも黄味が深緑色、白味が茶色に変わるには十分だ。

9、アイスランド―ツノメドリの心臓
 世界トップクラスのシェフ、Gordon Ramsay氏が2008年に撮影された番組内でツノメドリの心臓を食べた際に、問題となるような発言をして論議を呼んだことがあった。
 その後、視聴者42人が英国の監督管理部門に電話で抗議したという。
 いずれにせよ、ツノメドリの心臓はアイスランドの有名な料理だ。

10、韓国―ポンテギ
 幼虫がダメなら、ポンテギはどうだろう?こ
 の蚕の蛹は韓国の伝統的なおやつだ。

11、メキシコ―アリの卵
 テキーラはリュウゼツランという植物から作られる。
 しかしリュウゼツランの根元に巣食うアリの幼虫も食べることができるのはご存知だろうか。

12、中国―子供の尿で煮た卵(童子蛋)
 中国の童子蛋は世界で最も驚くべき食べ物の一つだろう。
 毎年春、中国浙江省東陽市では、子供の尿で煮たこの卵を食べる。

13、アラスカの一部地区―テパ(鮭の頭を内臓と発酵させたもの)
 「臭い頭」というあだ名のこのアラスカの伝統的な料理が流行しないのも無理はないかもしれない。
 この料理は現地のユピク人が主に食べるもので、魚の頭と内臓を地面に埋め、腐らせたものだ。

14、アイスランド―ハカートル
 「郷に入りては郷に従え」という言い方がある。
 アイスランドでこの言葉に従うなら、ハカートルを食べてみるべきだろう。
 これは魚を数カ月地面に埋めて自身の体液で発酵させ、その後細く切って干して乾かしたものだ。

15、中国・韓国―ネズミの子どもの酒
 ネズミの子どもの酒は滋養強壮に役立つ酒で、生まれたばかりの子ネズミを漬け込んで作る。

16、欧州―鶏のとさか
 鶏のとさかをディナーの食材にすると聞くと、それほど驚かないかもしれないが、イタリアでは「cibreo」と呼ばれる有名なソースの材料となる。
 鶏のとさかはフランスのグルメ界でも有名で、一般に料理の飾りとして用いられる。

17、スウェーデン―シュールストレミング
 スウェーデン人は発酵した酸っぱい味のニシンが大好きだ。缶詰を開けると強烈な匂いがするため、一般に屋外で食べる。

18、米国―ロッキーマウンテンオイスター
 聞いたことのない名前かもしれないが、この米国の料理は実は油で揚げた牛の睾丸だ。
 米国西部のカーボーイたちが好んで食べたといい、一般に祝祭日に食べたものだ。

19、ブラックアイボリーコーヒー
 去年、ブラックアイボリーコーヒーと呼ばれるコーヒーが500gあたり5500ドル(約54万8000円)と世界で最も高価なコーヒーとなった。
 こんなに高価なコーヒーなら美味しいのは当然だろうが、ひょっとしたらゾウの糞の香りもするかもしれない。
 なぜならこのコーヒーはゾウの糞の中のコーヒー豆を利用したものであるためだ。
 別名「象糞コーヒー」とも呼ばれる。

20、フィリピン―バロ
 ゆで卵や卵焼き、目玉焼きには飽き飽きした人は、この半分ひよこになりかけの卵のバロを試すとよいかもしれない。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)



AFP BBニュース 2013年09月14日 11:42 発信地:ソウル/韓国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2968142/11337182

動くタコの足を「パクリ」、韓国でイベント 



●韓国・ソウル(Seoul)で行われた食品フェスティバルの宣伝イベントで、生きたタコを食べる男性(2013年9月12日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE

【9月14日 AFP】韓国・ソウル(Seoul)で12日、食品フェスティバルの宣伝を目的に、生きたタコを食べるイベントが行われた。(c)AFP

2013年9月13日金曜日

ボイジャー、太陽系外に=人工物体で史上初、36年間飛行のすえに

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●ボイジャー1号=米航空宇宙局(NASA)提供(AFP=時事)


jiji.com (2013/09/13-08:03)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2013091300061

ボイジャー、太陽系外に=人工物体で史上初-77年打ち上げの探査機・NASA

 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は12日、1977年に打ち上げた惑星探査機ボイジャー1号が太陽系外に出て恒星間空間を飛行していると公式に発表した。
 「人工の物体が恒星間空間に出たのは史上初めて」(NASA)で、ボイジャーは打ち上げから約36年かけて太陽から約190億キロの宇宙空間に到達している。

 発表によると、ボイジャーが恒星間空間に入ったのは2012年8月25日とみられ、太陽系外を約1年間飛行していることになる。
 現在も「太陽の影響をなお一定程度受けている」という。
 ボイジャー計画の研究者エド・ストーン氏は
 「新たに得られた重要なデータにより、恒星間空間への人類による歴史的な飛躍になったと確信している」
と話した。

 研究者らは太陽の影響を全く受けない宇宙空間にボイジャーが入る時期は不明だとしているが、ボイジャーに搭載した機器は少なくとも20年まではデータを地球に送ってくると見込んでいる。



CNN ニュース 2013.09.13 Fri posted at 10:19 JST
http://www.cnn.co.jp/fringe/35037181.html?tag=top;mainStory

ボイジャー1号が太陽系圏を脱出 人工物で初


●ボイジャーが太陽系の外へと飛んでいく(想像図)=NASA/JPL-CALTECH提供


●ボイジャー1号が太陽系圏の外に=NASA/JPL-CALTECH提供

CNN)
 米航空宇宙局(NASA)は12日、36年前に打ち上げられた探査機「ボイジャー1号」が、人工物として初めて太陽系圏から脱出したと発表した。

 太陽系圏は、太陽と惑星および太陽風と、外の宇宙とを隔てる磁場の境界を指す。
 ボイジャー計画を率いるエド・ストーン氏は、
 「ボイジャーは太陽系圏を離れて恒星と恒星の間の宇宙の海の航海に乗り出した」
とコメントした。

 今後は
 「恒星間空間の探査という初のミッション」(ストーン氏)
に取り組み、太陽風と別の恒星からの恒星風の相互作用についての研究に乗り出すという。

 米アイオワ大学などの研究チームが科学誌サイエンスに発表した論文によると、ボイジャー1号は2012年8月25日ごろに恒星間空間に入った。
 太陽系圏離脱はこれまでにも伝えられていたが、NASAが正式発表したのは今回が初めて。

 ボイジャー1号と2号は1977年に打ち上げられた。
 NASAによると、1号は現在、地球から188億キロ、2号は153億キロの地点にある。

 ストーン氏によれば、「太陽系」の定義には遠く離れて太陽を周回する彗星も含まれる。
 このため厳密に言えば、太陽系を離脱するまでにはあと3万年かかるという。
 約4万年後には太陽系外の恒星に接近する見通し。

 ボイジャーは1号、2号とも、宇宙人と遭遇した場合に備えて地球の画像や音声を記録した金色のディスクを搭載している。
 2号もあと3~4年で太陽系圏を脱出する見通しだ。

2013年9月1日日曜日

日本で生まれた「マック難民」が東南アジアに広がって

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●30日、日本で生まれた「マック難民」が東南アジアに広がっている。写真は上海のマクドナルド。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月1日 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76239&type=0

日本で生まれ、東南アジアに広がる「マック難民」―中国メディア

 2013年8月30日、中国でこのほど、地方から出て来た未婚の母親が女の赤ちゃんを連れて北京のケンタッキーで50日あまり泊り続けたというニュースが報じられた。
 店員によると、お客を追い払うことは社内の規定により禁じられているという。
 この事件をきっかけに、ネットユーザの間では「ケンタッキーなどのファストフード店は極めて良心的」という称賛の声が沸き起こった。
 実は、このような現象は最近始まったことではない。マクドナルドなどのファストフード店で「宿泊」する人々のことを指す「マック難民」という言葉は、随分前に生まれている。

○.日本で誕生、東南アジア各地に広まる

 「マック難民」とは、「マクドナルド難民」の略語で、かなり以前に日本で生まれた。
 マクドナルドなど24時間営業のファストフード店で「寝泊まりする」人々のことを指す。
 低収入ゆえアパートの家賃を払うことができない彼らは、街頭で野宿生活を送るよりも、冬でも暖かく居心地のよいマクドナルドでコーヒー1杯を買って宿代わりとするようになった。
 このような人々は、かつては「ネットカフェ難民」と呼ばれていたが、2006年にマクドナルドが24時間営業店を展開し始めた後、数百円かかるネットカフェより1杯百円のマックコーヒーの方が安いことから、ネットカフェからマクドナルドに「鞍替え」したのだ。

 同じく2006年、マクドナルドは中国で24時間店第1号店をオープンした。
 某メディアは同年12月、「北京の24時間営業マクドナルドは、帰る家のないホームレス達の住処となった」と報じた。
 翌2007年、香港や韓国のメディアでも同様の報道が行われ、景気が低迷する中、値段が安く衛生的なマクドナルドを「住処」とする低所得者がますます増えた。

○.大半はホームレス、一部は家に帰らない学生や観光客

 「マック難民」を構成しているのは、老若男女を問わない。
 彼らが「マック難民」になった経緯は各人各様だ。
 長期にわたりファストフード店に寝泊まりしている人々の多くは、家賃を払えない低所得者やホームレスだが、北京や上海などの大都市では、昼間は高級オフィスビルの建設現場で日雇い労働者として働き、夜はマクドナルドやケンタッキーなどの24時間営業ファストフード店で泊る農村からの出稼ぎ労働者も少なくない。
 また、ホームレスもファストフード店の「常宿」組で、この中には、小さい子供を連れた未婚の母親、帰る家も身寄りも無いお年寄り、保護者に棄てられたストリート・チルドレンも含まれる。

 香港では数年前、新しいタイプの「マック難民」が誕生した。
 意外なことに、彼らは自宅のあるサラリーマンだ。
 これらのサラリーマンは、自分のことを「遊牧民」と自嘲し、通勤が不便なことや労働時間が不規則であることから、仕事するのに便利なように身の回りの私物を会社に置き、着替えと洗面用品だけを持参して公衆浴場で身体や髪を洗い、仕事が終わった夜更けにマクドナルドに戻り朝を迎える。
 自宅に戻るのは休日だけだ。
 このほか、自宅が非常に狭い、同居家族との仲が良くないなどの理由で、家に帰らず長期間マックで寝泊まりしている人もいる。

 日本や韓国のメディアは「マック難民」について、「貧富の差の縮図、就業難の象徴であり、『隠れホームレス』である」という捉え方をしている。
 一方、中国では最終電車に乗り遅れたなど特別な事情で一時的にマックを利用する人のほか、徹夜で勉強する必要に迫られている大学生や、宿泊費用を節約したい観光客がマクドナルドで夜を明かすという状況がよく見られる。

 期末テスト前になると、大学周辺のマクドナルドやケンタッキーはテスト勉強に励む学生で朝まで満席になる。
 中国では自習室を24時間開放している大学は極めて少なく、たとえあっても座席の確保が至難の技であるため、周辺のファーストフード店は学生たちの「無料の自習室」になっている。

 また、24時間営業のマクドナルドは、一部の個人旅行客の「宿泊代無料のホテル」にも変身する。
 貧乏旅行者にとって、海外の空港内にあるファストフード店で臨時宿泊するのは、節約旅行のための技のひとつであると同時に、現地の実生活を体験する良い機会でもある。

○.マック活用法、東南アジアで特徴さまざま

 マック発祥の国・米国では、国内の都市・農村あまねく各地に展開しているファストフード店はその安さと速さと便利さで忙しい人々のお腹を満たしている。フ
 ァストフード店の経営戦略ポイントは、いかにして客の店内滞在時間を減らし、売り上げと回転率を最大限高めるかにある。
 欧米諸国では、ファストフード店内は「狭い空間」「坐り心地の良くないプラスチック製の椅子」など、長時間の「休憩」にあまり向かない設計になっている。
 利用客は食事を済ませるとさっさと店を出て、そこで長時間休もうという考えは根っから持ち合わせていない。
 居眠りしてしまった客がいても、「おやすみになるのなら、店を出て別の場所に移動して下さい」と促すことは、店員の「善意の」サービスと見なされる。

 このように、休憩には全く適していない欧米のファストフード店では、店で夜を明かそうとする客はほぼ皆無であり、そうしたいのなら、多くの人は公共の図書館やコーヒーショップがある本屋に行くという選択をするだろう。

 伝統的な飲食文化が色濃く残る東南アジアでは、有名な米国ファストフード店の優位性はほぼ皆無だ。
 しかし、マクドナルドやケンタッキーはアジア市場に参入するために、欧米市場とは全く異なる経営方式を採用し、店内を、顧客が寛ぎ、楽しめる公共スペースに変身させた。
 欧米人から見ると、アジアのファストフード店はコーヒー1杯で一日中過ごせる「終日寛げるコーヒーショップ」のような存在だ。

 米国式ファーストフード店は、「空間消費」というコンセプトに基づく経営戦略によって、アジア市場でのシェアを急速に拡大してきた。
 消費者にとって、マクドナルドを利用することにおいて、単に食ベ物や飲み物を消費するというより、清潔で整頓された心地よい空間を消費するということの方がより重要な意味を持っている。
 このため、アジアの消費者のファストフード店での滞在時間は、欧米の消費者よりも総じて長い。
 このような状況のもと、マクドナルドなどのファストフード店は、空間利用という点である種のパブリックイメージを作り出す必要が生まれた。
 店側は、消費額が少ない割には長時間テーブルを独占する客を決して追い出さないばかりか、彼らのために好ましい環境を創造し、さらにはマクドナルドを社交の場としたのである。
 このような経緯から、帰るべき家のない人を追い出さず、革製の心地よいソファーでもてなす東南アジアのマクドナルドは、彼らにとっての「長期宿泊所」となり、「マック難民」という特別な群体が形成された。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)